一路、東京へ

本日は、午後から大学の時に所属していた研究室の同窓会および先生の教授就任祝賀会が開催されることになっている。場所は東京。新幹線を利用する気分になれず、車で行くことにした。なかなかできないロングドライブである。行きは、国道１７号の三国峠を越えて関東圏に入るルートを選択した。首都圏に入るまでは下道の方が楽しいと思っている。

荷物をまとめ、３時５０分に家を出る。まだ夜闇に包まれている。早朝の国道８号は空いていて、信号にもほとんど引っかかることなく、新潟県に入った。東の空がだんだん明るくなってきた。難所である親不知を無事通過し、糸魚川市街を走り抜けた。

５時。道の駅マリンドリーム能生で小休憩。ちょうど太陽が顔を出した。

まもなく上越市街を通過し、ほくほく街道へ。

４月に立ち寄った美人林や清津峡のそばを通過し、６時４０分頃に国道１７号線に入った。三俣や苗場付近ではたくさんの観光客に遭遇した。この時期にスキー場で何が行われるのだろう。この辺りが折り返し地点となる。良いペースでここまで来た。

三国峠を越え、群馬県に入ると濃い霧に覆われていた。

渋滞が予測されていた前橋市街を県道で迂回し、再び１７号線へ。道の駅おおたで友人へのお土産（お菓子と日本酒）を購入する。渋滞に巻き込まれることなく、１０時前には熊谷に到達した。出発してから６時間である。いつもの土曜日なら洗濯や掃除を終えて出かけようとしている頃か。

熊谷から先は道が混んでいた。高速に乗る手もあったが、急ぐ理由はないので、そのまま下道を行く。上尾道路の方が空いているようなので、上尾道路へ移り、その後は新大宮バイパスを進む。１２時前に練馬にある目的地の駐車場に到着。結局８時間かかったが、楽しいドライブ旅となった。

午前をフルに使って移動を終えた今、これから東京での楽しいイベントが始まるのである。