展望抜群の里山へ
9時40分で病院を後にした。そのまま会社に向かうつもりであったが、せっかく心電図を取っているのだから、登山中の心臓の挙動も気になる。ということで、急遽、サクッと登れる里山に行くことにした。
上市町にある城ヶ平山(446m)である。スーパー農道の柿沢交差点で県道152号線に入り、大岩川親水公園の駐車場に車を停める。
少し歩き、そうめん処「瀧路」さんの手前左側が登山口になっている。水洗トイレもあり、用を足して10時20分にスタートする。
登山靴はもちろん持っていない。安物の靴で登る。持ち物は携帯電話と水筒のみ。リュックも背負わず、水筒は常に手で持って歩いた。
ベンチがある休憩所からは富山平野が垣間見ることができた。また、大声で叫んでみると”やまびこ”が返ってきた。新発見だ。
ものすごく鮮やかな紅葉の木が一本立っていた。
ぬかるんだ箇所も多く、転倒しないように注意しながらも大股でガシガシ歩いていく。
あっという間に山頂直下の急坂まで来た。60mほどの急な階段を駆け上がる。
10時50分、あっという間に山頂に到着。山頂は草地になっていて眺望抜群である。
毛勝山〜剣岳も一望できる。こんなに楽に登れて眺望抜群の山はなかなかない。
山頂からの下りで、滑ってしまい、左手が泥々になってしまったが、幸い出血はしていなかった。12分ほどで分岐に到着。左の道を進むとハゲ山に行けるが、今日はパス。
緩やかな傾斜の杉の植林地帯を軽快に駆け下りると、ススキに覆われた平原に出た。
まもなく、登山道は終わり、舗装路(県道67号)となる。ここの地名は浅生(あそ)。ジョギングしながら降りていった。そばを流れるのは大岩川。
11時30分、車まで戻り、会社へ向かう。1時間ちょっとのちょうどいい運動になった。さて、この間の心電図はどんな感じになるのだろうか。