自由気ままに 〜山、旅、心〜

山登りの記録や、旅の記録、日常生活の中で感じたことをのほほんと綴るブログ

チケットを買いに

来週の火曜、水曜と東京に出張である。火曜は早朝に出発するため、予め新幹線のチケットを購入しておいた方が無難だ。ということで、試験が終わった後、自転車で黒部宇奈月温泉駅に向かうことにした。

 

財布の中が空だったので、まず郵便局のATMでお金を下ろす。そしたら、いきなり事件が発生した。

 

お金を下ろし、郵便局を後にしようとしたその時、片言の日本語で話しかけてきたベトナム人女性がいた。スマホにゆうちょ銀行のカードの写真を表示させ、自分の財布からもカードを取り出して身振り手振りで何かを伝えようとしている。英語で対応しようとするも、英語はあまり理解できないようであった。

 

よく見るとスマホ写真のカードAと彼女が手に持っているカードBは異なるカードであることに気づく。そして、彼女は財布の中から札束を取り出した。どうやらお金をBからAに送金したいようだ。まず、10万円を彼女のカードBに預入れし、次にそのカードからAへと送金した。一件落着だ。

 

郵便局を後にし、トレーニングも兼ねてアップダウンのあるスーパー農道で黒部へ向かう。 新幹線の高架橋が美しい。

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 魚津から黒部へスーパー農道で抜けるには、標高170m近くまで登らなければならない。登りでは、バテないように時速10km前後をキープした。枕野交差点を越えれば、長い下り坂。黒部市街地が一望できて絶景である。

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適宜ブレーキをかけながら、爽快に下っていく。

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無事、黒部宇奈月温泉駅に到着し、行きのチケットを購入した。購入後、駅そばにある物産館に寄ってみる。売店の隣には、この辺りの地理を紹介するプチ博物館になっていた。3000m級の山々が連なる北アルプスの稜線の終点と海は驚くほど近い。このわずかな平野に市街地が作られていることがよく分かる。

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富山の川はどれも急流である。片貝川に至っては、標高2400mの水源からわずか27kmで海に注いでいる。

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富山の地理を勉強して、家路に着いた。