自由気ままに 〜山、旅、心〜

山登りの記録や、旅の記録、日常生活の中で感じたことをのほほんと綴るブログ

年に一度の定期検診

お盆休みは色んな場所で思う存分遊んだ。身体はとても疲れたが、頭にとってはとても良い休息になった。おかげで、新鮮な気分で仕事を始めることができた。

 

さて、今日は不安になる出来事があった。私は毎年一回、腹部のエコー検査を受けることになっている。4年前に胆嚢で石ころが一つ見つかったのだ。幸い、目立った症状はないが、その石が大きくなったりしていないか、経過を観察する必要があるのだ。

 

胆石なんて、10人に1~2人が保有しているとも言われており、珍しい病気ではないが、一度、発作を起こすと激痛に見舞われるし、胆嚢癌のリスク要因とも言われており、厄介なものには違いない。

 

朝ごはんを抜き、念のため水分も摂らず、朝一で消化器内科へ駆け込んだ。あまり待たされることもなく、診察室へ。問診の後、エコー検査に入る。検査を始めた医師が発した第一声は「あなた、肝臓が大きいですね」だった。全く寝耳に水である。今まで肝臓が大きいと言われたことはないのか、と尋ねられたが全くない。

 

肝臓が大きくなるのは、何かしらの炎症があり、免疫によって炎症を修復する過程で腫れるためであるらしい。私はアルコールもそれほど摂らないし、B型肝炎の予防接種も生まれた直後に受けているため、普通に考えれば肝臓に炎症を起こす理由はないはずだ。もともと私の肝臓が大きい、という単なる個人差という可能性もある。だが、念のため血液検査をし、肝炎の指標となる項目を調べてもらうことにした。結果は来週の水曜日には分かるようだ。

 

幸い、胆石の方は大きさに変化がなかったようである。医者が言うには、現状放置しても、直ちに大きな問題が発生することはないであろうが、長期的に見るとずっと胆石が存在している状態は好ましくない。その通りだと思う。オーソドックスな治療法としては、薬で徐々に溶かす方法があるが、CT検査で胆石の状態(表面が石灰化していないか等)を確認してからでないと投薬開始できず、投薬したとしても効くとは限らない。また、根本的な治療としては、胆嚢の摘出手術があるが、体への負担がやや大きい。

 

本心を言えば、CT検査はかなりの放射線を浴びるというイメージがあり、できる限りやりたくない。また、大切な臓器を失うのもリスクが大きい。ではどうすればいいのだろうか。まだ焦る必要はない。まずは、自分でどうにかやってみて、石を小さくしてみようと思う。きっと何かしらの方法があるはずである。最初から医療に頼るのはあまり好きではない。

 

人体には自然治癒力(免疫)という素晴らしい機能が備わっており、それを活用しない手はない。実例がある。私は以前、少し無理をしただけで、よく扁桃腺が腫れていた。腫れる度に内科に駆け込み、抗生物質で抑えていた。しかし、現在はほぼ扁桃腺が腫れることはなくなった。何をしたのかはまた別の機会に書くとして、以前より免疫力が強くなったのは間違いないと思っている。

 

というわけで、胆石は変化なしだが、肝腫大が認められた、というのが今年の検診結果だ。午後には図書館で本を読み、夕方にはプールで1km少々泳いでみたが、何か不安で、モヤモヤした気分が一日中晴れなかった。腹部に不快感も感じる(おそらく気がかりであるためだろう)。こういう気分の時は、面白いテレビでも見て大笑いするのが一番良い。夜はYoutubeで動画を検索し、大いに笑って楽しんだ。