帰省
お盆休みは8月11日〜16日までの6日間だ。実家のある徳島で過ごすつもりである。キャンプに山登り、夏祭りとやりたいことがたくさんある。
富山から徳島へ移動するのは容易ではない。金沢からサンダーバードで大阪まで行き、そこから高速バスに乗り換える方法が一般的だが、乗り換えも多く8時間以上かかる。北陸新幹線で東京へ行き、空路を使う方法もあるが、経済的でない。今のところ、ちょっと大変だが、車を使うのがベストではないかと思っている。
本日は、朝5時ごろに出発する予定であったが、早々に目が覚めてしまった。草木も眠る丑三つ時である。また寝ようとするが、わくわくから寝られない。いっそのことなら、もう出発してしまおう。ということで、支度を整え、午前2時40分に出発した。
本来なら、すぐに高速に乗るつもりだったが、深夜の8号線は空いているので、しばらく下道で行くことに。平均時速は50kmを越えるペースだ。西へ西へどんどん進む。5時前、東の空が明るくなってきた。
出発して3時間が経過した頃には福井市内へ達した。地図を確認し、北陸自動車道「今庄IC」で高速に入ることに。
越前市で日野川を渡った先で、国道8号から国道365号線に入る。南条付近で不思議なものを見た。対岸の山にかかっていた雲が風に流されて白い龍のようになっている。
6時35分に北陸道へ。少し進み、敦賀JCTから舞鶴若狭道に入る。このルートならば、まず渋滞に巻き込まれることはない。
眠くなったらPAに入り、15分ほど横になるとまた元気になる。若狭舞鶴道の終点、吉川JCTで中国道へ。9kmほど進み、神戸JCTで山陽道へ。15kmほど進み、三木JCTで明石大橋方面へ。分岐が続くが、全て左側の側道へ入ることを覚えておけば、迷わない。標識もしっかりしている。
10時前に、明石海峡大橋を渡る。車は多い。
淡路SAから先では、3kmほど渋滞していた。SAから出る車が合流するのに加えて、車線が3車線から2車線に減少するためだ。 渋滞を抜けてもやや混雑している。それでも流れはスムーズであった。
11時前には鳴門ICへ。高速料金は6230円であった。あとは国道11号線を徳島市方面へ走る。11時半頃に実家に到着した。長い旅であった。