人間万事塞翁が馬

最近、この言葉の意味をしみじみと噛み締めている。

就活の時、不本意な結果になって落ち込んでいたが、会社に入って一年が過ぎてみると、生活は驚くほど充実している。平日は仕事に打ち込み、休日は趣味に打ち込む。学生時代よりはるかにQOLは高い。富山に来て最大の幸せは、素晴らしい山仲間に恵まれたことである。おかげで、雪山にも挑戦することができたし、これから岩登りや沢登りという新しい扉が開かれようとしている。

人生は、その時になってみないと分からないものだ。未来が自分の思い通りにならなかったからといって、くよくよ悩むのは無意味である。大事なのは「心の持ちよう」、そして「行動」だ。どんな環境に置かれても、自分次第で、自分の人生をいくらでも輝かせることはできるはずだ。置かれた環境に悲観的にならない心を持つこと。そして、「行動」は絶対必要。素晴らしい他者との出会いは、自分が動かない限り、訪れることはないからだ。山仲間との出会いも、自分の行動の結果である。

山登りという趣味を開花させた今、次の目標は、伴侶となる女性を見つけることである。