自由気ままに 〜山、旅、心〜

山登りの記録や、旅の記録、日常生活の中で感じたことをのほほんと綴るブログ

ギフトカタログを眺めて考える

4月に出席した結婚式でもらったカタログギフトを眺め、どれを注文するか考えていた。パラパラめくり、形に残るものが良いなと考える。

 

まず気になったのは腕時計だ。私はやや重たいデジタル式の腕時計をひとつ持っている。高校生の頃から使っている。まだ十分使えるが、ビジネスシーンで使用するしっかりしたアナログ式の腕時計をそろそろひとつ持っておくのも良いと思う。次に気になったのは小型ミキサーだ。自炊を始めたのだし、野菜を簡単にスムージーにできる小型ミキサーは実用的だ。そして、もうひとつ気になったのは日本の伝統工芸品だ。「津軽びいどろ 枡酒杯 朧月夜」なかなかおしゃれな盃だ。

 

どれにしようか迷う。腕時計は、持つなら1万円〜のしっかりしたものを購入したい、とのことから却下。伝統工芸品も、実用性の点から考えて却下。結局、小型ミキサーにした。ビタントニオの「ミニボトルブレンダー」という製品である。届くのが楽しみである。

 

さて、選ばなかった腕時計であるが、その後、ネットで色々見ていたら、登山用腕時計に行き当たった。現在持っている重たい腕時計を時々登山時につけていくことがあるが、やや不快だ。軽くて標高や気圧の表示もできるスタイリッシュな登山用腕時計があると便利だとは薄々感じていた。でも、好日山荘などで見かける腕時計はかなり値段が張り、手が出なかった。

 

あると便利だが、なくても困らないもの。登山用腕時計はまさにこれの典型。これにいくらお金をかけるべきかいつも悩む。なくても良いものにお金を使うことはどうしても無駄遣いに感じてしまう。こういうものにお金をかけることを「ぜいたく」と呼ぶのだろう。

 

ネットで調べていると、おすすめの登山用腕時計を紹介しているページがあった。私が気を留めたのは、SEIKOのPROSPEX ALPINISTだ。2万円台で、欲しい機能が一通り揃っている。ソーラー電池で電池交換も不要。デザインもそれなりに好きである。amazonでは2万円以下で販売されていた。カスタマーレビューでの評価もとても高い。現物を見てはいないが、半ば衝動的に購入していた。

 

翌々日に商品が届いた。今のところ不満はない。良い買い物であったと思っている。だが、グリル鍋の件のように、ネットでの買い物は慎重に行うべきだと思う。自分の購入しようとしている製品が最新モデルかどうか、より安く販売されている場所はないか、カスタマーレビューはどうか、など念には念を入れてリサーチすること。そして、何より実物をお店で手に取って感触を確かめてから購入することだ。衝動的に欲しいと思っても、本当に必要かどうか冷静になって考える必要がある。