最終日は富山観光
昨夜は眠りが浅かったのか、非常に眠く、目覚めが悪い。喉も少し痛い。それでも起き上がって朝ごはんの支度をする。昨夜たくさん食べたせいで、お腹があまり空いていなかったが、氷見うどんを茹でて美味しく頂いた。
今日は旅の最終日である。富山の観光で締めくくる予定だ。目的地は雨晴海岸、砺波チューリップ公園、称名滝の三つだ。
雨晴海岸で有名な義経岩は、キャンプ場からすぐのところにある。今朝は朝もやで遠くの立山連峰がかすんでいたが、それでも十分美しい場所であった。海岸線のすぐそばを走る汽車もレトロな雰囲気だ。
続いて、砺波チューリップ公園に向かう。GW期間中はチューリップフェアが開催されており、700品種・300万本のチューリップが咲き乱れる。この機会を逃すわけにはいかない。会場の数百m手前から車が長蛇の列をなしていた。15分くらいかかってようやく駐車場に車を停める。入場料は一人1000円。会場内に入るとすぐに、鮮やかなチューリップたちが出迎えてくれた。圧巻である。体調は少し悪かったが、チューリップに感動して元気が出る。広い園内をゆっくり散策する。両親も喜んでくれたようだ。
昼前に会場を後にし、立山町に向かう。途中、「月のおと」という蕎麦のお店でランチを食べた。住宅街の中にあるごく普通の一軒家がレストランになっている。価格もリーズナブルで、味も抜群である。母は天ぷらそばを食べたが、天ぷらもサクサクであった。
称名滝へ向かう途中、立山が綺麗に見えた。富山市側からの立山はあまり見たことがなかったので新鮮であった。さすがは立山。頂上近くは真っ白だ。
今年は雪が少なく、称名道路はすでに開通していた。ラッキーである。駐車場から滝までは約1.3km。称名滝よりも落差が大きいハンノキ滝は遠くからでもはっきり確認できるが、称名滝はほとんど見えない。近くまで行かないと見えないのだ。滝手前の橋を渡ったところでやっと滝の全貌が確認できる。大量の水が轟音とともに流れ落ちる姿は荘厳である。さらに進んで、階段を上ったところから見ると、水しぶきが太陽光を受けて虹が出ていた。いやー、美しい。
観光を終え、モンベルヴィレッジ立山に寄り道してから、家路に着いた。疲労はピークだ。明日山に登る体力は残っているのだろうか。